Friday, December 31, 2004

Bloggerのバグ

Bloggerを使ってみて、問題が出ているのは下記の点:

  • 日本語のブログ名にすると、表示されない
  • 日本語でメール送信すると文字化けする
  • 日本語サイトからBlogThis機能を使おうとすると、文字化けする

早急にバグの修正をお願いします。

Friday, December 24, 2004

ユーザー車検

愛車ゴルフワゴンの車検登録有効期限を迎え、ユーザー車検に行ってきた。予約をせず飛込みだったけれども、一言注意されながらも受け付けてもらえた。

整備工場で前もって点検してもらったので、車体のコンディションについてはまったく心配はいらなかった。4年前、ブレーキパットの交換をせずに乗り続けて破損し、結局高くついた苦い経験があるので、車検前には悪いところがあるかどうか、また各パーツの寿命はどれくらいか、確認をしておくことにしている。こういうことを安心して任せられる整備工場は、友人のツテを使うのが一番だろう。

車検場のまわりに、テスターという予備車検場があるが、予備車検が本当に必要だったのかわからない。一応、前回に倣って検査してもらったが、4,000円もした。以前、友人に付き添ってもらったときは、2,000円だったのに…。業者価格というのがあるらしい。

さて、ユーザー車検で用意するもの…
1.自動車検査証 (旧)
2.自動車税納税証明書
3.点検整備記録簿
4.自賠責保険(共済)証明書
5.自動車重量税納付書・印紙
6.継続検査申請書
7.自動車検査票・手数料納付書・印紙

3は、前回使用の定期点検整備記録簿を使った。特に問題が無ければ、日にちと走行距離を書き換えればOKなのではないか。

4の自賠責保険は前述の整備工場で切ってもらった。27,630円。今後値上がりするそうだ。

5、6、7については、埼玉県の熊谷自動車検査登録事務所(写真1)の敷地内にある自動車登録番号標交付所(ナンバーセンター)(写真2)で手に入れた。印紙代金は、
自動車重量税印紙 37,800円
検査登録印紙 1,400円


(写真1)


(写真2)

なお、各書類の記入の仕方は、登録事務所の記入例にしたがって車検証を見ながら書くだけ。代行は必要ない(鉛筆とボールペンの記入箇所には注意)。

登録事務所で5、6、7の書類に記入後、1~7すべてを窓口に提出。確認の印をもらったら、書類を持って検査コース(写真3)へいざ出発!


(写真3)


検査コース(写真4)では、まず一人の検査官が入り口でスイッチ類の作動について確認した後(外周検査と同一性の確認)、他の検査官が親切に誘導して説明してくれた。わたしのような不慣れなユーザーをガイドしてくれるので安心だ。本当かどうかは定かでないが、2コースと4コースが、比較的楽に合格するらしい。ちなみに、私は4コースだった。


(写真4)


室内検査は、下記の順で行われた(検査票だけは、記録するために手元においた)。
1.サイドスリップ
2.スピードメーター・ヘッドライト・足ブレーキ・駐車ブレーキ
3.排気ガス
4.下回りピット

排気ガスと下回りピットでは、合格サインが出た後、機械で検査票に記録した。そして、出口付近ですべての書類を提出し、完了印をもらった。入り口から完了まで、わずか15分から20分くらいだったと思う。

最後に、登録事務所に戻り、旧車検証、自動車重量税納付書、継続検査申請書、自動車検査票を提出し、代わりに、新車検証と検査標章(フロントガラス用)を受け取った。That’s it!あとは、財布と相談しながら逐次、不安箇所を直していくことにしよう。

なお、下記URLが参考になる。

予約電話番号一覧:
http://www.mlit.go.jp/jidosha/kensatoroku/ans_system/ans02.htm

定期点検項目:
http://www.aos.ne.jp/visitor/inspection/inspect_guide03.html

ユーザー車検登録手続きの流れ:
http://www.mlit.go.jp/jidosha/kensatoroku/kensa/kns02.htm
http://www.aos.ne.jp/visitor/inspection/inspection06.html

自賠責保険料金:
http://www.mlit.go.jp/jidosha/kensatoroku/sikumi/sankou_06.htm

自動車重量税・税率早見表
http://www.mlit.go.jp/jidosha/kensatoroku/sikumi/sankou_05.htm

車検にかかる費用:
http://www.aos.ne.jp/visitor/inspection/inspection04.html

Thursday, December 23, 2004

Blogger Help : What does the Link field do?

Blogger Help : What does the Link field do?

アニメの評判

日本製というとなぜか、「機械製品」ばかりを連想しがちだが、外国で今、最も高く評価されているうちの一つで、忘れてならないのは日本のアニメーション(ANIME)ではないだろうか。アカデミー作品映画「千と千尋の神隠し」はもとより、「ポケモン」をはじめとするテレビアニメには海外ファンが多い。テレビ以外でも、例えばゲームの影響で、様々な日本発のキャラクターが若者の間に知れ渡っている。

海外に住んだり旅行したりすれば、アニメの人気を実感するだろう。スペイン人留学生は、子供のころテレビで「マジンガーZ」を見たという。ふざけて、「ロケット・パンチ!」などどやっていた。タイ人留学生は、「ドラえもん」が好きだったという。グアテマラの子供が「これどういう意味?」とひらがなで「つづく」と書き綴って見せた。テレビで「キャンディ・キャンディ」を見るのが好きなのだという。インドネシアの子供は「ドラゴンボール」のキャラクターを描いてくれた。あるオランダの人類学者は、「サザエサン」を見て日本文化を学んでいるそうだ。

こうみると、日本のアニメは外国で随分高く評価されていることが分かる。アニメを通して外国の子供や若者たちは、日本について興味を高めている。アニメで日本語の挨拶を覚えた子も多い。アニメ・イコール・オタクという時代は過ぎ去り、今や誰もがアニメを楽しめるようになった。草の根レベルにおいて国際交流に貢献しているのだ。ちなみに、子供がアニメに熱中し過ぎるといった批判が出るなど、海外でも一部、社会問題となっていることを付記したい。

Wednesday, December 22, 2004

コンピュータに立ちはだかる言語の壁2

パソコンにまつわる言語の壁。いや、アルファベットの壁と言ってもいい。たとえインターネットを使って世界の情報を瞬時に閲覧できるとしても、乗り越えねばならない壁は消えていない。それを改めて感じたのは、90年代初頭に電子メールを使い始めたときだった。

当時、アメリカの大学では、アルファベットだけを使ってメールのやりとりをしなければならなかった。そのため、日本人留学生間でメールを使うときも、英語で書くか、あるいは日本語をそのままローマ字にしなければならなかった。日本語をわざわざ翻訳したり、ローマ字にしたりすることが、何かわざとらしいような、さもなければ億劫に感じたのは、私だけだったろうか。そんなわけで、メールを使うのは、英語を書く必要があるときに限られてしまった。

日本語を使ってメールするためには、日本語対応のOS(基本ソフト)をインストールしなければならなかったので(英語版OS上で日本語を読み書きするための、ソフトウェアも出ていたことは出ていたのだが)、どうしても自前のパソコンが必要だった。

他方で、他国の留学生の場合、ヨーロッパをはじめ、南アジアや東南アジアの学生は、自国語のメールをそのままアルファベットで書けるという強みがあった。半角(1ビット)を全角(2ビット)に変換する必要もない。つまり、友人間の些細な連絡にも学校にあるパソコンでメールできた。そのためか、他国からの留学生の方が日本人よりも盛んに電子メールを使っていたようだ。なるほど、母国語をアルファベットで書く彼らにとって、アルファベット恐怖症もないのだ。もちろん、彼等が自分のパソコンを所有するとしても、英語版のOSのままでいい。

「日本語版」ソフトウェアの発達は目を見張るばかりだ。ワープロはもとより、パソコン上で日本語を書くことは、もはや当たり前だ。しかし、何かまだ、外国映画を字幕で読まされているような、もどかしさがある。今でもコンピュータやインターネットの世界は英語、さもなければアルファベットが中心であるし、そもそも、コンピュータ言語自体、アルファベット中心に出来ているではないか。まだまだ、根っこの部分に入り込めていない気がする。パソコンというツールを使って、我々が世界の人と平等に渡りあったり、結ばれたりするには、人一倍の努力が必要ということなのか。

Tuesday, December 21, 2004

コンピュータに立ちはだかる言語の壁

私ははじめてパソコンを前にしたとき、なんともいえぬ威圧感を感じた。私がパソコンを使い始めたときはまだ、ウィンドウズ3.xのときで、格好つけてマウスを使わず、DOSコマンドを見よう見まねで打っていた。これから必要なことだと思い、一生懸命練習した。だが、怪物を前にしたような威圧感はなかなか消えなかった。この歳でそんなことを言えば、単に歳だから、おじさんだから、と一蹴されるかもしれない。だが、当時はまだ、20代だった。

それでは、威圧感を感じたのは単に、機械オンチなためだったのか。確かに、最初から理解できるような代物ではない。パソコンの増設くらいはするが、上っ面の知識で組み立てていることは、百も承知だ。

キーボードのせいかもしれない、と思ってもみた。キーボードを見てめまいを感じる人だっているはず。キーボードの配列は元々、日本語のために組まれたものではない、とどこかで読んだことがある。

しかし、それでは慣れれば解決か。それ以前の問題があるとみた。言語の壁だ。パソコン用語のほとんどが、英語をカタカナにしただけということは、英語版と日本語版の操作環境を使い比べてみるまでもない。

パソコンを立ち上げてみる。すると、どのソフトウェアを使っても、「ファイル」、「プレビュー」、「プロパティ」、「ツールバー」、「エンコード」、「ハイパーリンク」、はたまた、「フォルダー」「ディレクトリ」など、カタカナのオンパレードだ。ヘルプでキーワードを入力すると、出てくる、出てくる。カタカナで埋め尽くされている。

以前、日本語版と英語版のマイクロソフト・ワードを同時に使ってびっくりした。英語版には、使い方が分からない人のために、answer wizardというお助け機能がある。これは、英語を母国語とする人なら、「お答え魔術師」くらいの意味で、そんなに違和感がない。ところが、ワードの日本語版には、同じ機能がカタカナで「アンサーウィザード」と書いてある。どれほどの人が「アンサーウィザード」と聞いて理解できるのだろうか。

また、(F)、(E)、(V)、(O)、(C)、(S)、(P)は、それぞれ、ファイル(File)、編集(Edit)、表示(View)、開く(Open)、閉じる(Close)、保存(Save)、印刷(Print)の略だが、こんな基本操作でも、英語を知っているのと知らないのとでは、随分理解の仕方が違うであろう。(ちなみにAltキーと同時にこれらの頭文字をタイプすれば、マウスなしで素早く操作できる。)

つまり、パソコンを初めて使う日本人は、その操作の仕方だけでなく、用語の意味まで学ばないと扱いきれないということだ。言語の壁が、パソコン操作を二重に難しくしてしまっている。

確かに、英語が出来なくても、パソコンに通じている人はいる。意味不明な言葉を扱えるようになることで、優越感を感じる人もいるだろう。それは、それでいい。ただ、「何のためにパソコンを使うのか」と自問すれば、私自身にとっては遠回りに思えるのだ。

Monday, December 20, 2004

ウェブの普及

インターネットの普及によって今、日本の情報は世界中においてたやすく入る。しかし、13年前、私がアメリカに行った当時、インターネットはまだ一般に普及しておらず、電子メールがちらほらと使われている程度だった。インターネットはまだ、コンピュータの特別な知識がなければ踏み込めない、私のような一般人には無縁の領域だった。日本のことを知るには、日本から新聞の切抜きを送ってもらったり、日本からの新しい留学生が持ってきた雑誌に頼ったりしていた。

それがどうだ。95年ぐらいには、すでにインターネットがだいぶ普及して、電子メールのやり取りはもちろん、いわゆるワールド・ワイド・ウェブ(www)の閲覧も可能になった。ウィンドウズの日本語版が日本語情報の収集を簡単にしてくれた。日本のことを知りたいと思えば、朝日、読売、毎日などの各新聞社のホームページにアクセスすればいつでも新しい情報が手に入るようになったし、その他にも芸能、スポーツから地元の産物まで調べることができた。

また、ピッツバーグ大学の図書館では、日本の各大学の紀要やあらゆるジャンルの学術雑誌、朝日新聞、日経新聞、週刊朝日から女性自身まで読むことが出来た。外務省が資金拠出する「日本情報センター」というオフィスもあって、学者や学生のリサーチの手伝いをしていた。

電子メールは在学する学生全員にあてがわれ、友達同士の情報交換のみならず、教授に質問したり、あるいはアポイントメントを取ったりするためにも日常茶飯事に使われ始めていた。キャンパスのあちこちにあるコンピュータ室でメールをチェックしたり、ウェブ・ページをみたり、宿題のレポートを書いたりすることが、夜中までできるようになった。

さらに、自分でパソコンをもっていれば、自宅にいながら学校に接続して、学校のコンピュータ室にいるのと同じことが出来た。例えば、中南米のグアテマラについて調べたいのだけれど、学校の図書館にはどういう本があるか、あるなら今すぐ借りられるか、また、それ関係の記事を扱った雑誌は、1980年以降にはどんなものがあるか。そういう調べモノは、自宅にいながら出来るようになった。

日本に戻り、何年もの月日が流れた。いまやインターネットの普及について語るのは野暮になってしまった。

Friday, December 17, 2004

アメリカへの入学

テロの関係で最近は、アメリカへの留学手続きが厳しくなったらしい。自分が留学した時はどうだったか思い出してみた。手順は確か、下記のようだった。

目標は大学院。だが先ず、英語学校から始めた。

事前に旅行し、ルイジアナ州ニューオリンズのチューレン大学(Tulane University)付属の英語学校に決めた。一ヶ月コースがあったのと、月謝が比較的安かったことが決め手。
⇒ 学校から入学申込書を送ってもらった。
⇒ 学校が送付してきた手続き用紙に記入し、前金とともに送付。
⇒ I-20という留学生用の入学許可証を受ける。
⇒ そして、留学のため渡米

大学院で学ぶのが目的だったので、ニューオリンズのチューレン大学にて、英語を学ぶ傍ら、練習として積極的に学部の授業にも出た。その間、TOEFLを何度か受験。TOEFLである程度の点を取った時点で大学院へ応募し始めた。目指すは文化人類学!

専攻したい学部から申し込み用紙を送ってもらう。以下は、応募に必要な主な書類:
①申し込み用紙および手数料 
②推薦状三通 
③学ぶ目的(Statement of Purpose)
④TOEFLの成績 
⑤GREの成績 
⑥学部成績表、等。

果たして、何校からか合格通知とI-20を受け取った。初めて合格通知を受け取った時のうれしさは格別だった。そのうちのピッツバーグ大学(University of Pittsburgh)にて文化人類学を専攻することにした。

なお、近頃では、多くの大学がインターネットで入学手続きを受け付けている。