Sunday, July 31, 2005

環境破壊が紛争生む

紛争が物事の「結果」でしかなく、そこに至る長いプロセスをたどっていくと、多くの場合、地球環境という「原因」にぶつかった...

例えば、ルワンダので発生した94年の大虐殺は、一般に「民族の違い」が原因と言われるが、「環境破壊による食糧不足」が根源的な問題であると、フォトジャーナリストの桃井和馬氏(05年7月31日、朝日新聞・朝刊)。

Friday, July 29, 2005

息子の部屋/La Stanza del Figlio

久しぶりにDVD鑑賞についてコメント。

家族の絆についてに考えさせてくれる映画。息子と別居状態の私としては、息子と死別というテーマの映画でも感情移入してしまった。映画の中の別れは、死という永遠の別れなので、私のケースとは全然次元が違うかもしれないが、別れであることは違いないから。

肉親の死に直面してうろたえる心の動き。静かな詩のような流れのなかで、怒りやとまどいで荒れ狂う個人の心。

「もしも・・・でなかったら」という空想と現実の交錯が、興味深い。大きな失敗を悔いるとき、頭の中ではもしもあの時ああしていたら、といった夢想を何度も何度も再現するものだ。成功したときのシナリオを頭の中だけで再現してみるが、事実は覆せない。まして、この映画のような死別であったらなおさらのこと。それは現実からの逃避に過ぎないから。未来への再生ではなく、すでに起きたことへの回帰にすぎないから。しかし、事実には向き合う辛さよ、苦しさよ。悲しみよ。心は圧迫されるばかり。

別れの悲しみを癒してくれるのは結局、「時」のみであろう。

息子の部屋
息子の部屋
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Thursday, July 28, 2005

不合格

教員採用第一次試験の結果が通知された。不合格。まあ、しょうがないか・・・今年は試しに受けたようなものだから・・・と慰めつつも、実際に不合格と分かるのは嫌なものだ。反省点は多い。来年に向けて、今度は一年間じっくりと準備しよう。

臨時採用の話もしばらくありそうにないので、塾で凌ごうと計画。履歴書を作ろうと思ってパソコンに向かった。印刷しようと思ったら紙詰まりが発生。そのまま、プリンターは故障。幸先悪いなあ・・・