Tuesday, May 24, 2005

Adwareに感染したPCの復活に成功!

ほんとに良かった。長い道のりだった。素人ながらにもあらゆる手を尽くしてみたけど、なかなか消えてくれなかったポップアップ広告よ。とうとうさらばだ。お前は本当にしつこかった、駆除しても駆除してもゾンビのように再起してきやがって。。。

思えば約2ヶ月前のこと。MIDIファイルを提供しているサイトへ行ってみたところ、「xxxは安全と主張しておりますが、続行しますか」とかなんとかいうメッセージが出てきて、迂闊にも「はい」とインストールしてしまったのが始まりだったと思う。以来、ポップアップウィンドウの嵐、嵐、荒らし。。。デスクトップに変なアイコンが出てくるようになったり、変な広告サイトが開いたり、大変だった。

手作業で片っ端から怪しげなファイルやアイコンを駆除したけど駄目。アクセサリのシステムツールでのシステムの復元をやっていくらか良くなったかと思われたけど、完全には駆除出来ず駄目。めぼしい駆除ソフトをダウンロードして、トロイの木馬ウィルスを駆除したり、あやしいショートカットを削除したり、レジストリーを書き換えてみたけど駄目。そこで、強行手段として次のことをして、ようやく悪夢から脱出できた。。

まず、マイクロソフトワードを使って、ファイルの検索をする。「ファイル」から「開く」で、「ファイルを開く」のポップアップを呼び出す。ツールから「検索」を選択して「高度の検索」タブを開き、プロパティを「テキスト/プロパティ」に、条件を「が次を含む」、値を「look2me」にする。で、待つこと40分くらいで、何々.datという1.5メガくらいのファイルが抽出される。それを思い切って削除!!このあとPCをリブートしたら、デスクトップのアイコンやらが初期状態になっていて、なんとPCが使えない状態に。。。そこで、ウィンドウズの再インストールを試みてみた。だが、ウィンドウズの左下のスタートボタンが固まっている。。。

そこで、CDをセットして、CTRL+ALT+DELETEで一反、シャットダウン。立ち上げ直したとき、F2ボタンでセットアップの変更画面を呼び出す。schemeの変更(DVD/CDを一番先に)して設定してから、リブート。あとは、懐かしのウィンドウズのインストールを進めた。このあと、インターネットを接続しても、憎らしきポップアップは、立ち上がってこない。

新たな問題は、マイクロソフト関連の設定が、すべて初期化されてしまったこと。アウトルックの中身が消えたときは真っ青!当然、事前にバックアップしておけば問題なしだったのだろうけど。。。

ラッキーだったのは、外付けハードドライブにCドライブ全体をバックアップしておいたこと。これで、面倒なインポート・エクスポートの作業をせずに済んだ。つまり、バックアップしてあったCドライブのうち、C:/Windows/Application Data/Microsoft/Outolook/ のファイルをすべてコピーし、本物のCドライブの同箇所のファイルと入れ替えてしまうわけ。これでアウトルックの設定は元の状態に復元できた。

他には、インターネットの接続設定以外、特に再設定する必要はなかった。

これで完璧(今のところ。。。)晴れて、PCが健康に戻った。めでたし、めでたし。

ちなみに、悩まされたAdwareやSpywareでは、次のような憎らしいサイトが次々に出てきた。

xzoomy look2me loadingwebsite spotresult

このようなサイトが自動で立ち上がるようになったら、それは、悪名高きadware/spywareに憑かれてしまったということ。

私の最終的な対処方法は、正しくなかったのかもしれない。同じように悩んでいる人たちは、いろいろな駆除ソフトを試している。私がお世話になったのは、次の4つ。ある程度は安全にきれいに出来るので、まず、試してみるのがいい。それは。。。

Trojan Remover
Spybot-Search&Destroy
Xcleaner
Hijack This

いろいろなソフトを併用するのは、効果があるそうだ(完璧ではないにしろ)。私の場合、完全な駆除ができなかったから、強行手段をとったわけなんですが。。。

まあ、言えることは、予防するに越したことはないということ。ウィルス駆除ソフトも通り抜けるから、変だと思ったら続行させないこと。それと、バックアップを取っておくこと。再設定の面倒さえ目をつぶれば、ハードドライブをフォーマットすることだって出来るのだから。

それでも、誤って感染してしてしまい、でもフォーマットは避けたいとおもったら、まず、インターネットへの接続は自動から手動に切り替えて気を落ち着かせること。次にウィルスの駆除をすること。熟練者に見てもらえれば、最高。孤独なウィルス・アドウェア格闘家(!)は、ポップアップが完全に駆除できいならば、最終手段として私のしたことを試してみては?

Saturday, May 21, 2005

しあわせの報告

想像以上に奥深い映画だった。実は、タイトルからして、ポップな映画だと想像していたのだけれど。

エンターテイメント業界と医療業界という、一見全くかけ離れた二つの世界。音楽業界がウェットでユーモラスな、あるいは不摂生な世界として描かれているのに対して、医学のそれは一見無味乾燥で生真面目に映し出されている。それらの二つの世界を行き来する男女。それらの二つの世界をつなぎ合わせているものこそ、愛だ。ただ、人間の恋愛だからこそ、そこには甘い愛があり、嫉妬があり、また、切なさがある。

女性監督だからだろうか、こういった心のひだを探るような繊細な映画が創れるのは。日常にありがちだが証明されていないことを映画という媒体を使って表現できている。

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参考

Sunday, May 15, 2005

過去のない男

これは一体、いつの時代のどこの国?全くニコリともせず、暗い。フィンランド語をしゃべっているようだ。古い言い回しの言葉を使っているらしい。

離婚というが、子どもはいなかったのか。それなら、別に仕方あるまい。離婚手続きのあと、なんで寿司と酒なのか。

筋のよく出来た映画だ。分かりやすい。静か。無口。でも分かりやすい。人物と物語を強調する、小津映画との共通性がある。

バックで流れた日本語の歌は、クレイジーケンバンドの「ハワイの夜」だ。

過去のない男
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