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大学の心理学実験に応募した被験者が、囚人と警護役に分けられる。覇権争いと反抗、権者と従者の関係などが展開されるなか、警護役の暴挙がエスカレートしていく。やがて、実験と現実の見境がなくなり、大惨事になってしまう。常軌を逸脱した環境下で、いかに本来の自己を保てるのか。戦争映画ではしばしば取り上げられるテーマだ。だが、そんな状態が、平和な日常と隔離されるほんの数日で、それも大学のような高等教育の場で生じてしまうものだろうか。些細な出来事から大きな憎しみへと発展することは、私たちの日常生活でも耳にする話だけれども。
テンポが良いので飽きが来ず、また、観やすい。同様の心理学実験が禁止されているという事実(?)も、この映画をより魅力的にしている。
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