Sunday, March 20, 2005

Chocolat (ショコラ)

この映画との出会いは、ちょっと運命的に感じた。

まず、グアテマラという、自分の思い出の詰まったフィールドが、冒頭部分から出てきたこと。そういえば、グアテマラでチョコレートは口にしなかった。代わりに、下に沈むほどコクのある、コーヒーはよく飲んだ。確かに、カカオの歴史をみれば、由来は中南米かもしれない。ただ、グアテマラは今、プランテーション農業によるコーヒーやバナナが主な産物だ。

次は、この映画に神秘性を与えている、風の存在。特に思い出すのが、ニューオリンズにいたときに感じた季節風。イースター(春分後の最初の満月のあとの日曜日)頃を境に突風があり、宗教行事と自然のつながりに想いをめぐらしたものだ。おりしも日本は今、彼岸シーズンで、この前に突風があったばかり。ウーム、奥が深い。

この映画で気に入ったのが、音楽の演出の仕方だ。エリック・サティの曲もいいのだが、それよりも、このために作られたであろう音楽が、登場人物や場面の特徴を上手く表していることに拍手を送りたい。まるで音楽という霧が、シーンを包みこむように漂ってくるようだ。

それにしても、あのトロっとしたチョコレートはホントにおいしそうだった。

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