Chocolat (ショコラ)
この映画との出会いは、ちょっと運命的に感じた。まず、グアテマラという、自分の思い出の詰まったフィールドが、冒頭部分から出てきたこと。そういえば、グアテマラでチョコレートは口にしなかった。代わりに、下に沈むほどコクのある、コーヒーはよく飲んだ。確かに、カカオの歴史をみれば、由来は中南米かもしれない。ただ、グアテマラは今、プランテーション農業によるコーヒーやバナナが主な産物だ。
次は、この映画に神秘性を与えている、風の存在。特に思い出すのが、ニューオリンズにいたときに感じた季節風。イースター(春分後の最初の満月のあとの日曜日)頃を境に突風があり、宗教行事と自然のつながりに想いをめぐらしたものだ。おりしも日本は今、彼岸シーズンで、この前に突風があったばかり。ウーム、奥が深い。
この映画で気に入ったのが、音楽の演出の仕方だ。エリック・サティの曲もいいのだが、それよりも、このために作られたであろう音楽が、登場人物や場面の特徴を上手く表していることに拍手を送りたい。まるで音楽という霧が、シーンを包みこむように漂ってくるようだ。
それにしても、あのトロっとしたチョコレートはホントにおいしそうだった。
ショコラ DTS特別版
posted with amazlet at 05.03.23
ジェネオン エンタテインメント (2001/11/03)
売り上げランキング: 1,984
通常24時間以内に発送
売り上げランキング: 1,984
通常24時間以内に発送



0 Comments:
Post a Comment
<< Home