Bowling for Columbine
アポなし突撃取材の「銃規制」版。いやあ、いいドキュメンタリー映画だなあ。話題になって当然かも。シニカルな笑いを導き出すのが上手い。展開も迫力ある。一貫としてあるジャーナリズム的批判精神と、根底の人間愛。特に印象のあるシーンのうちの一つは、Kマートの売り場から弾丸販売を廃止させることに成功したシーン。同店で売られた弾丸で被害を受けた青年らが、ムーアと一緒に販売中止を求めた。巨大企業を相手にジャーナリズムが正義心を持って立ち向かい、打ち勝つ様を、これだけ手際よく(!?)、分かりやすく見せつけてくれるものは、他に見たことがない。そしてこの成功が、当の青年の将来に良い意味で影響するのは間違いない。
本編ではないが、DVDのおまけとして入っているインタビュー・シーンが、また面白い。ムーア監督自身は、論理的な筋書きに合わせて取材を進めるのが、苦手だそうだ。その代わり、その場その場の思いつきや必要性でドキュメンタリー展開させるのが、好きなのだと言う。そのとき付随する意外性が、この映画を面白くしているのだそうだ。確かにそのとおりだと思う。
それにしても、こんな調子で日本の天皇制を描く(描ける)ひとは、(少なくとも日本には)まずいないと思う。
ボウリング・フォー・コロンバイン
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